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『出世するキレ方』の著書に聞く、嫌な人への対処法

2013.01.09.Wed.21:49

説教がましい上司、自慢話ばかりの同僚、頑固な顧客など、ビジネスシーンには「嫌な人」がいっぱい! 「そこが嫌いなんだ!」と言えれば、どんなにスッキリすることか……。今、ちまたで話題の本『出世するキレ方』の著者・楠元博丈氏に、スマートで賢いキレ方についておうかがいしました。



■出世するキレ方なんてあるの?

――楠元さんが考える「キレる」は、一般的に言う「キレる」とは違うのでしょうか?

「違いますね。一般的なキレは人とつながることを拒絶してしまうから、絶対におすすめしません。一般的なキレと僕の考えるキレの共通点は、『ストレスをため込まない』という1点だけです。僕が推奨するキレは、人とのつながりを維持しながら、限界ギリギリまでストレスを解消することができます」

――どんな方法でも、キレたら人間関係が壊れそう。本当に出世の妨げにはならないのでしょうか?

「職場環境を大切に、という言葉を耳にします。良い環境は何に還元されるかと言うと、働いている本人です。本人のコンディションが最高のときにこそ、実力を発揮できるし、時には実力以上の結果も出せる。

そこで、厄介なのが対人ストレス。抱えていて良いことなど一つもありません。これを取り除くことが一番のコンディション向上につながります。対人ストレスはキレて解消しましょう。

ただ、あくまで、人と切れないキレ方でなくてはいけません。出世の妨げにはなりません。それが『出世するキレ方』です」

■セクハラ上司やクレーマーへのキレ方

――具体的な対処法をお聞きします。セクハラ発言ばかりする上司にどうキレたらいいですか?

「セクハラ上司は、発言で相手が傷付くと思っていない。僕が分類する『無神経な人』と同じ心理構造です。

そんな人には、一度、マジギレしてから、すぐ謝りましょう。周囲は確実に味方になってくれますし、今後セクハラ発言をされることもないでしょう。

『出世するキレ方』で解説する21のタイプは、世の中に存在するすべての『嫌な人』を包含している自負があります。タイトルの『〇〇な人』に見当たらなくても、特性を吟味すれば、身近にいる嫌な人との共通点が必ず見えてきます」

――営業やサービス業では、「嫌な客」も大きなストレスです。無理な値引きやサービスを要求するような顧客にはどう対処すればいいですか?

「『クレームを言う人』は、聞く耳を持とうとしません。『融通のきかない人』と同じ心理構造です。こういう人には、交換条件を持ちかけるのが効果的です。

居酒屋でアルバイトをしていたとき、2時間制にも関わらず『2時間以上いさせろ』と言い張るお客さんがいました。『帰ってくれ』と言ったら、面倒になりそうな男性4人組。

僕は『店長に聞いてみますが、混雑しているので難しいかもしれません。これまで以上に飲み食いしていただけると約束してもらえたら、店長も特別に許可してくれるかもしれません!』と言いました。男性客は『飲む飲む!』と言って、たくさんの注文をしてくれました。

帰り際に『また来るわ!』と言ってくれたことを僕は忘れませんし、店長にもほめてもらえました」

■人と切れないキレ方で上手に人とつながろう

――「出世するキレ方」という本を書こうと思ったきっかけについて教えてください。

「最も伝えかったのは、『人とつながることは、すごく幸せ』ということ。ただ、それを声高に言うのは気持ち悪いし、胡散臭い。

仏教学者の鈴木大拙氏は、知識を、読んだり聞いたりすることで得る知識、思考によって得る知識、体験によって得る知識の3つに分類しています。それらは、体験>思考>読み聞きの順に重要だと言っています。

ホームランを打ちたい少年が、打ち方について書かれた本を読むのと(読み聞き)、自分で考えて打とうとすることと(思考)、実際に打って覚える(体験)のとでは価値がまったく異なる、ということです。

僕は、人を本気で喜ばすことができるのは、人だけだと思っています。出世も、給料も、称賛も、全部、他者から受け取る喜びです。その喜びは『嫌な人』から受け取っても変わりません。むしろ『嫌な人』から受け取ったときの方が、うれしく感じられるはず。

そのためには、読み聞きの知識だけでは意味がなくて体験が必要ですが、コミュニケーションが下手な人は体験すらできない。

だから、『方法』を身に付けられる本を作りたかったのです。『方法』を行動にうつせば簡単に体験につながります。まず、読んで覚えて、どれが効果的かを考え、実際にキレてください。そして、『人とつながる幸せ』を体験してくれて、『嫌な人』を好きになることができたという読者が1人でもいたなら、著者としてとても幸せです」

人と切れないキレ方というのはすてきですね。ありがとうございました。

楠元 博丈
鹿児島県生まれ。大学卒業後、バラエティ番組の構成を手掛ける構成作家、舞台の脚本を手掛ける脚本家として活動。著書に『出世するキレ方』(文響社刊)。
http://bunkyosha.com/book/syousai/kire.html
単行本1,470円、電子書籍版App Store 450円

(OFFICE-SANGA 布施裕子)


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