スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

嫌われているかもと不安に思ったときの対処法とは

2012.12.14.Fri.00:22

程度の差こそあれ、同僚に、上司に、恋人に、家族に、「自分は嫌われているのではないか……」とふと不安に感じたとき、どう考えればいいのでしょうか。
心身医学専門医で心療内科医の野崎京子先生にお話を伺いました。


■「認められたい」という思いの裏返し

「あの人は私が嫌いなのでは? と思ったときは、その思いにとらわれる前に、まず、『果たして、本当に嫌われているのだろうか』と自問してください」と野崎先生は話します。

「本当に嫌われているかどうかは相手に聞いてみないと分かりませんし、聞いたところで分からないかもしれません。不安の原因は相手の思惑にあるのではなく、自分の心の持ちようにあります」(野崎先生)

それを認識したら、
「次に、『なぜ嫌われていると感じるのだろう?』と自問しましょう」と野崎先生は続けます。

「相手に対して、『認められたい』、『ほめられたい』、『好かれたい』、『怒られたくない』、『否定されたくない』、『私はあなたにこうしているのだから、あなたもこう返してほしい』などという気持ちがありませんか。

でも自分に自信がない場合、相手が積極的に好意を示してくれないがために、あるいは相手のちょっとしたしぐさ、態度だけを見て、『ああ、嫌われているかも』と思ってしまうのかもしれません。
この場合の『嫌われているかも』という思いは、自分を守りたい、自分がかわいいから傷つきたくないがゆえの自意識過剰な状態であるかもしれません」(野崎先生)

「誰かに認められたい、好かれたいと思う心が根底にある」と自覚することができたら、何をどう考えればいいかが分かってくるということでしょうか。

野崎先生は、
「そうです。『人に認められたい』という思いは、誰しもあるものです。だからそのために努力をするかどうかで、人の個性、特徴は違ってきます。

『嫌われているのでは?』という不安を、『好意を持たれたい』という素直な認識に変えて、生きることや働くことの原動力とすれば、前向きな行動に持っていけるでしょう」と、自己認識を深めると、不安を前向きに転換することができると言います。

「不安な心にとらわれるのではなく、よく思われたいということを自分で認めて、そのために努力しよう、と思いましょう。努力するうちに自信が身に付いてきたら、人の思惑はどうでもよくなっていきます」(野崎先生)

■話せば誤解も解ける

人に嫌われているかも、と常々思いがちが性格の場合、職場ではどうすればいいでしょうか。
野崎先生は、次のようにアドバイスします。
「人の思惑を気にするのは、幼少のころから、家族や友達との付き合いが苦手だったという人に多い傾向です。それゆえに、人の自分への評価について過敏になってしまうことがあります。

社会人になって、事務的な伝達はできても雑談は無理、飲み会ではひとりぽつんとしてしまうなど、コミュニケーションをとることが苦手な場合、自分はそういうタイプだ、とまず自覚しましょう。
その上で、『業務を進めるために、少しでも良好な人間関係を作っていくのは給料のうちだ』と考えるようにしましょう」

具体的な方法としては、
「自分から少しずつ、コミュニケーションをとるようにします。おはようございます、お疲れさまですなど、単純なあいさつを大きな声で自分からかけるようにし、近しい人とは日常会話を交わす仲になるようにしましょう。

不安なことも話せば分かる、誤解も解けることがあります。そのうちに、人間関係を築くことでの気付きもあるでしょう」(野崎先生)

「あいさつのあとの雑談が続かない」と、さらなる不安を訴える人もいるとか。野崎先生は、こう付け加えます。
「相手が喜ぶ雑談をしなければなど、難しいことを考えないほうがいい。そのほうが爽(さわ)やかなあいさつができます。一つの行動に、理由づけや余計なことを思うと自分も相手もしんどくなるでしょう。

ただし、電車で周囲の視線が自分に注がれて怖いなど被害感覚を伴う場合は、病気であることもあります。普通の感覚と違うなと感じたときは、早めに心療内科か精神科を受診してください」

「なぜ嫌われていると思うのか」という深層心理を自覚したうえで、周囲の人とコミュニケーションをはかる努力をする。あいさつというシンプルなことから行動に移す。なんだか、一段ステップアップできそうです。

心療内科医に聞く。嫌われているかもと不安に思ったときの対処法とは

監修:野崎京子氏。心身医学・ペインクリニック・麻酔科専門医。京都大学医学部卒。国立京都病院、大阪赤十字病院などをへて、現在、心療内科・ペインクリニックの野崎クリニック院長。著書に『心療内科女医が教える 人に言えない不安やストレスと向き合う方法』(マガジンハウス 1,365円)がある。

野崎クリニック:大阪府豊中市新千里南町2-6-12 北大阪急行桃山台駅から徒歩7分 TEL: 06-6872-1841 http://www.myclinic.ne.jp/nozaki/pc/




(海野愛子/ユンブル)


スポンサーサイト
コメント

管理者のみに表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。