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シリアってこんなとこ!

2012.11.05.Mon.23:16

「最近では内戦が……」とニュースになっているシリアですが、実はとても歴史のある国です。日本人はあまり知らないシリアについてご紹介します。



■首都ダマスカスは3,000年もずっと都市をやっている!

シリアの首都はダマスカス。このダマスカスは由緒正しい都市で、(現在でも人が住み続けている)「世界一の古代都市」と言われます。なにせ紀元前10世紀にアラム人の首都がこのダマスカスに置かれて依頼、紆余曲折を経ながらずっと人が住み続け、3,000年もの間ずっと都市なのです。

こんな街は他にありません。さらに、ダマスカス周辺から出た遺構によれば、紀元前8,000年もの昔から人が定住していたらしく、こうなると1万年もずっと連続して人がこの都市に住んでいることになります。

■地形は起伏に富んでいます

シリアは南部が肥沃な農業地帯で、一方砂漠があり、山岳地帯もあり、また地中海に面した地域もあります。都市の後ろに山が迫った風景なども見られ、他の地域では見られない風光明媚な場所があるのも特徴です。このように地形は複雑なので気候もその場所によって異なっています。

■一度は行きたいパルミラ遺跡

シリアの名所としてはパルミラ遺跡(世界文化遺産)が世界的に有名です。シリアのほぼ中央にある、古代ローマ帝国時代の遺構です。砂漠の中に巨大な神殿跡、(ローマ文明につきものの)円形劇場、四面門などが現れる様はまさに圧巻です。

パルミラは元々オアシスに作られた街で、当時は東西の交易路の重要な結節点でした。シルクロードの要衝として発展したのです。しかし、260年頃にパルミラ王国の首都として、ローマから独立を図ったものの273年にあえなく陥落。

この後都市としのパルミラは衰え、その後完全に放棄されます。18世紀中ごろに遺跡が再発見され現在に至っています。古代の歴史に思いをはせたい人なら一度は行きたい遺跡です。

■シリア料理は大変に美味しい!

地理的な状況がそうさせるのでしょうが、西に位置するトルコと東のアラブ圏のいいとこどりをした感じの料理がシリア料理です。例えば、ぶどうの葉を煮込んだ料理は、ギリシアやトルコからの移入でしょうが、あくの強さが薄まっています。

日本人好みのあっさり目で素材の味をうまく引き出すタイプ。食材がまた素朴でその分味が濃いのです。例えば地鳥です。そのまま炙っただけでも、ぷりぷりで肉汁があふれる旨さ。トマトやナスも舌が喜ぶ深みある濃い味です。

ケバブといえばトルコ料理として有名ですがシリアでも食べられます。シリアではしつこさ脂っこさが一段落ちた感じで、肉の旨味をより感じられるケバブです。旨いナスを使ったペースト料理『ムタッバル』は特筆すべき味です。

ナスを丹念にすり潰し、ニンニクを入れてさらにすり、タヒーネ(ゴマのペースト)とレモン(これが大事)に塩、ヨーグルトで味を調えます。これにパンでいくらでも食べられます。マグルーバは鶏肉、米、ナスなどを一緒に炊き込んだ料理ですが、これがまた絶品です。

米、ナスに鳥の旨味がよく滲みてぱくぱくいけてしまいます。これでビールでもあればなあと思うのですが、残念なことにイスラム圏なのでアルコールはNGなのです。

■地理的にはややこしいところです

シリアは政治的に非常にややこしい場所にあります。最西部が一部地中海に面していますが、その下はレバノン、そこから反時計回りに、イスラエル、ヨルダン、イラク、北はトルコに接しています。政治的に曲がりなりにも安定していると言えるのはトルコだけで、まさに紛争地帯の渦中にいると言えます。

特にイスラエルとの間では未だに国境線が確定していません。中東戦争の激戦地となったこの地は、ゴラン高原と呼ばれますが、ここはまさに今でも一触即発の場所です。

筆者は30年ほど前に一度だけシリアに行ったことがありますが、人々はとても親切で、ご飯が大変美味しい国だったという印象があります。あちこちのビルの壁面にアサド大統領の顔がどアップで描かれていました。当時は「あれは誰なんだろう」と思っていましたが。

今やその大統領が国を追いだされかかっているという現実。早く内戦が終結して平和になることを心から祈念します。

(高橋モータース@dcp)

シリア料理が食べられる『アラビアレストラン パルミラ』
http://www.palmyra-ib.com/


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